“ひょうじょうしょ”の漢字の書き方と例文
語句割合
評定所100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「孟子の至誠にして動かざる者はいまだこれ有らざるなり」の一句を書し、手巾へ縫付け、たずさえて江戸に来り、これを評定所ひょうじょうしょに留め置きしも、吾が志を表するなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
この前年、享保六年八月一日から、評定所ひょうじょうしょに目安箱を置くことになった。申告受付け箱だ。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
教会など開化の設備のおびただしいのに一驚し、それからもう一つ、仙台は江戸時代の評定所ひょうじょうしょ、また御維新後の上等裁判所、のちの控訴院と、裁判の都としての伝統があるせいか
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)