“ひやうぢやうしよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
評定所100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
享保二丁酉年ひのとゝりどし十月廿二日双方さうはうとう又々評定所ひやうぢやうしよへ呼出しに相成前規の通役人方出座にて公事くじ人名前一々呼立濟て大岡越前守殿九郎兵衞を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
利章の姉婿あねむこで、當時睡鴎すゐあうと名告つてゐた黒田美作みまさくが邸と、其向側の評定所ひやうぢやうしよとへ引き上げさせた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
同月二十三日亦々また/\評定所ひやうぢやうしよに呼び出さる大岡殿端近はしぢかく席を進まれ大目附御目附立合にて留役衆吟味ぎんみ書を改めて差出さるゝに大岡殿やがて白洲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
大塩平八郎が陰謀事件の評定ひやうぢやうは、六月七日に江戸の評定所ひやうぢやうしよに命ぜられた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
いたはり爰を下らせしが大岡殿は早々右の趣きを老中らうぢう方へ申立られ不日ふじつ評定所ひやうぢやうしよに於て吟味有べきとの事なり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)