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評定所
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ひやうぢやうしよ
ふりがな文庫
“
評定所
(
ひやうぢやうしよ
)” の例文
享保二
丁酉年
(
ひのとゝりどし
)
十月廿二日
双方
(
さうはう
)
一
統
(
とう
)
又々
評定所
(
ひやうぢやうしよ
)
へ呼出しに相成前規の通役人方出座にて
公事
(
くじ
)
人名前一々呼立濟て大岡越前守殿九郎兵衞を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
利章の
姉婿
(
あねむこ
)
で、當時
睡鴎
(
すゐあう
)
と名告つてゐた黒田
美作
(
みまさく
)
が邸と、其向側の
評定所
(
ひやうぢやうしよ
)
とへ引き上げさせた。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
同月二十三日
亦々
(
また/\
)
評定所
(
ひやうぢやうしよ
)
に呼び出さる大岡殿
端近
(
はしぢか
)
く席を進まれ大目附御目附立合にて留役衆
吟味
(
ぎんみ
)
書を改めて差出さるゝに大岡殿
頓
(
やが
)
て白洲を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
大塩平八郎が陰謀事件の
評定
(
ひやうぢやう
)
は、六月七日に江戸の
評定所
(
ひやうぢやうしよ
)
に命ぜられた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
勞
(
いた
)
はり爰を下らせしが大岡殿は早々右の趣きを
老中
(
らうぢう
)
方へ申立られ
不日
(
ふじつ
)
評定所
(
ひやうぢやうしよ
)
に於て吟味有べきとの事なり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“評定所”の解説
評定所(ひょうじょうしょ)は、近代以前に訴訟を扱った機関およびそれが存在した場所のこと。時代により以下の2つに区分される。
鎌倉時代・室町時代の評定衆が合議した場所の名称。
江戸時代に設置された江戸幕府の最高裁判機関。政策の立案・審議も行う。下記で記述。
(出典:Wikipedia)
評
常用漢字
小5
部首:⾔
12画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“評定”で始まる語句
評定
評定役
評定衆
評定場
評定官
評定岩
評定寄合