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『栗山大膳』
ふりがな文庫
『
栗山大膳
(
くりやまだいぜん
)
』
寛永九年六月十五日に、筑前國福岡の城主黒田右衞門佐忠之の出した見廻役が、博多辻の堂町で怪しい風體の男を捕へた。それを取り調べると、豐後國日田にゐる徳川家の目附役竹中采女正に宛てた、栗山大膳利章の封書を懷中してゐた。城内でそれを開いて見れば、 …
著者
森鴎外
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「太陽」1914(大正3)年9月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約36分(500文字/分)
朗読目安時間
約60分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
妾
(
せう
)
辱
(
はづかしめ
)
老爺
(
らうや
)
畝
(
うねび
)
垂
(
なんなん
)
齡
(
よはい
)
随
(
したがつ
)
從
(
たと
)
汚
(
けがれ
)
同
(
おなじく
)
遣
(
つかは
)
戌刻
(
いぬのこく
)
下
(
しも
)
切
(
きり
)
申渡
(
まうしわたし
)
之
(
の
)
終
(
つひ
)
聊
(
いさゝか
)
懷
(
いだ
)
蹲
(
うづくま
)
質
(
たゞ
)
室
(
むろ
)
小賢
(
こざかし
)
上洛
(
じやうらく
)
一先
(
ひとまづ
)
下向
(
げかう
)
京城
(
けいじやう
)
類
(
たぐひ
)
何人
(
なんびと
)
併
(
あは
)
俄
(
にはか
)
僞
(
いつはり
)
霽
(
はら
)
籠城
(
らうじやう
)
糺
(
たゞ
)
刻
(
こく
)
美作
(
みまさく
)
敢
(
あへ
)
放鷹
(
はうよう
)
改
(
あらため
)
遺骸
(
ゐがい
)
掣肘
(
せいちゆう
)
遺
(
おく
)
挺
(
ちやう
)
拘
(
かゝは
)
士
(
さむらひ
)
遂
(
つひ
)
如何
(
いかが
)
妬
(
ねたみ
)
彼奴
(
かやつ
)
詣
(
まう
)
誠
(
まことに
)
識合
(
しりあひ
)
帶刀
(
たてはき
)
眩暈
(
めまひ
)
畏
(
おそ
)
睡鴎
(
すゐあう
)
石見
(
いはみ
)
生得
(
しやうとく
)
秀忠
(
ひでたゞ
)
猶
(
なほ
)
牢屋
(
らうや
)
稍
(
やゝ
)
穿
(
うが
)
窺
(
うかゞ
)
淡河
(
あがう
)
筑紫
(
ちくし
)
毀
(
こぼ
)
糺問
(
きうもん
)
樹
(
た
)
極
(
きま
)
梶原
(
かぢはら
)
縱
(
たと
)
罷
(
や
)
耶蘇
(
やそ
)
旨
(
むね
)
舅
(
しうと
)
故
(
ゆゑ
)
據
(
よんどころ
)
擔
(
にな
)
與
(
あづか
)
艘
(
さう
)
苗字
(
めうじ
)
蒙
(
かうむ
)
蔑
(
ないがしろ
)
懼
(
おそれ
)
懷
(
なつ
)
憚
(
はゞか
)
恰好
(
かつかう
)
怯懦
(
けふだ
)
忠興
(
たゞおき
)
徘徊
(
はいくわい
)
評定
(
ひやうぢやう
)
認
(
したゝ
)
諫書
(
かんしよ
)
川端
(
かはばた
)
屠
(
はふ
)
却
(
かへ
)
長興
(
ながおき
)
只
(
たゞ
)