“舅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうと74.5%
しうと21.8%
おじ1.2%
おやぢ1.2%
おとうさん0.6%
シウト0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「わたくしのしゅうと様すこし以前より、物のにでもかれましたか、乱心の気味にござりまするが、ご祈祷きとうをしてくだされましょうか」
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
正俊のしうと井上新左衞門は土井利勝に懇意にしてゐるので、それを利勝に告げた。利勝は正俊に命じて匿名の書を持つて來た男を搜索させた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
彼は蒲東ほとうから興安こうあんへ出て布店ぬのみせをやっているおじもとにいて、秦晋しんしんの間を行商している者で、その時は興安へ帰るところであった。
陳宝祠 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
そのおやぢさんが俺の頭痛の種だて! 俺は今だにあのひとの根性を突き止めることが出来ないのだ。
「それがね、おとうさんおかあさんの気には入ってたけども、松平さんがきらってね」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
シウトのエサアついデモゴグヤシミへ。
津軽地方特有の俚諺 (新字旧仮名) / 福士幸次郎(著)