“岳父”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅうと54.5%
がくふ36.4%
おしゅうと9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岳父しゅうとのくる時期でもないし、それに前触れもなかったので南は思いもよらなかった。南はあたふたと起って迎えた。
竇氏 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
その後沼南昵近のものにくと、なるほど、抵当に入ってるのはホントウだが、これを抵当に取った債権者というは岳父がくふであったそうだ。
三十年前の島田沼南 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
「なんの、忘れてなろうか。岳父おしゅうとのお誕生日、七月十五日。ことしこそは、去年のような失敗をせぬようにと、内々心をくだいておる」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)