トップ
>
訊
ふりがな文庫
“訊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
き
66.3%
たず
23.4%
ただ
4.6%
たづ
4.3%
たゞ
0.5%
と
0.5%
きい
0.1%
きく
0.1%
ぎ
0.1%
む
0.1%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
き
(逆引き)
ドウいう人かと
訊
(
き
)
くと、それより数日前、突然
依田学海
(
よだがっかい
)
翁を尋ねて来た書生があって、小説を作ったから序文を書いてくれといった。
露伴の出世咄
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
訊(き)の例文をもっと
(50作品+)
見る
たず
(逆引き)
走行中に不意に背後から、今何
粁
(
キロ
)
か、と
訊
(
たず
)
ねても容易に答えられない。
暫
(
しばら
)
くは線路の砂利の色や、遠景の動くさまに見入ってしまう。
指導物語:或る国鉄機関士の述懐
(新字新仮名)
/
上田広
(著)
訊(たず)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ただ
(逆引き)
父がここへ来たのは
丁度
(
ちょうど
)
幸いである。市郎は
彼
(
か
)
の𤢖に
就
(
つい
)
て父の意見を
訊
(
ただ
)
すべく待ち構えていた。が、父の話は
其
(
そ
)
んな問題で無かった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
訊(ただ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
▼ すべて表示
たづ
(逆引き)
「エアさんはそこにゐますか。」と
主人
(
あるじ
)
は、半分席から立上つて、入口の方を見まはしながら
訊
(
たづ
)
ねた。私は
扉
(
ドア
)
の傍にまだ立つてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
訊(たづ)の例文をもっと
(50作品)
見る
たゞ
(逆引き)
どうしても云はなけれや、あたしは、お前をかへす前に、旦那様と、是守とに、事実を
訊
(
たゞ
)
してみるから……。
秘密の代償
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
訊(たゞ)の例文をもっと
(6作品)
見る
と
(逆引き)
こゝにも亦た因果の道法を隠微の
中
(
うち
)
に示顕して至妙に達せり。月水の絶たるは、仙童に
訊
(
と
)
ふまでもなく懐胎の
徴
(
しるし
)
なり。
処女の純潔を論ず:(富山洞伏姫の一例の観察)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
訊(と)の例文をもっと
(6作品)
見る
きい
(逆引き)
『
房
(
ふさ
)
、
奥様
(
おくさん
)
の出る時何とか言つたかい。』と
佐山銀之助
(
さやまぎんのすけ
)
は茶の間に
入
(
はひ
)
ると
直
(
す
)
ぐ
訊
(
きい
)
た。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
訊(きい)の例文をもっと
(1作品)
見る
きく
(逆引き)
と
訊
(
きく
)
や、
直
(
す
)
ぐ現はれたのが
静
(
しづ
)
であつた。
節操
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
訊(きく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぎ
(逆引き)
ちよつとお
訊
(
ぎ
)
ぎ申しあんす
『春と修羅』
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
訊(ぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
む
(逆引き)
と
訊
(
む
)
いた。武は
田七郎
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
訊(む)の例文をもっと
(1作品)
見る
訊
漢検準1級
部首:⾔
10画
“訊”を含む語句
訊問
問訊
御訊
訊糺
訊問者
訊尋
聞訊
訊入
訊返
訊斷
訊問室
訊合
訊出
不審訊問
神訊
相訊
旅客訊問
御訊問
対質訊問
十字火訊問
“訊”のふりがなが多い著者
山本周五郎
吉川英治
岡本綺堂
海野十三
岡本かの子
野村胡堂
国枝史郎
泉鏡花
堀辰雄
宮沢賢治