“訊問”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
じんもん97.5%
たずね1.3%
タタイ1.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当の西沢は訊問じんもんに対して、侍のいちぶんが立たないから決闘したのであり、理由は故人の名誉にかかわるから云えない、と答えるだけであった。
ちくしょう谷 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ここに電気商岩田京四郎は非常な不利な立場となりカフェ・ネオンの頻繁ひんぱんな電気工事の詳細について手厳てきびしい訊問じんもんが始まった。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
起こしたことも、訊問じんもんをしたことも、伯爵領から追放するといって職務上の戒告を行なったことも、Kのほうはひどく不機嫌な態度で受け取った。
(新字新仮名) / フランツ・カフカ(著)
そこで、私達は、「一平凡人として」敵の訊問じんもんに対しては一言も答えないということを、こゝの細胞会議の決議として実行することにした。
党生活者 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
それに対して署長は苦笑にがわらいをしながら、イヤどうも万事あの調子なので、訊問じんもん手古てこずったがと前置きして、次のように説明した。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
近所へ配ろうとその用意をしているところへ、東洋鮨とうようずしから鮨の折詰おりづめを沢山持来もちきたりしに不審晴れず、奈何いかなる事情わけ訊問たずねしに
枯尾花 (新字新仮名) / 関根黙庵(著)
いいいい、わかったよ。……なにもかもみな判明ワレたんだ。トビを借りに行った女というのが南平ホテルの女ボーイだったんで、こいつを訊問タタイて見ると、野郎のために借りたというんだな。……野郎ビクに化けて行きやがったんだ。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)