“御領内”の読み方と例文
読み方割合
ごりやうない100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此時 御領主より彦右ヱ門せがれへ米五俵、浅右ヱ門さいへ米五俵たまはりし事をしるしあり。此魚沼郡うをぬまこほり大郡たいぐんにて 会津侯御あづかりの地なり。元文の昔も今も 御領内ごりやうない人民じんみんあはれみ玉ふ事あふぐべくたつとむべし。
呼留よびとめなされ候やと申に早打ちの侍士莞爾につこと笑ひ御道理ごもつともの御訊問たづね拙者儀は御代替りにつき將軍家の御目代巡見使じゆんけんし松平縫殿頭殿家來牧野小左衞門と申者此度御領内ごりやうない水呑村名主九助一件江戸表へ御差出の御用状持參ぢさん致したり當地重役衆ぢうやくしう御意ぎよいる間所刑しおき者は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此時 御領主より彦右ヱ門せがれへ米五俵、浅右ヱ門さいへ米五俵たまはりし事をしるしあり。此魚沼郡うをぬまこほり大郡たいぐんにて 会津侯御あづかりの地なり。元文の昔も今も 御領内ごりやうない人民じんみんあはれみ玉ふ事あふぐべくたつとむべし。