“賜”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たま32.9%
たまもの31.8%
13.5%
たまわ4.7%
たも4.7%
たまは4.1%
2.4%
タモ1.8%
くだ1.2%
あたえ0.6%
(他:4)2.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“賜”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > その他のゲルマン文学42.9%
歴史 > 伝記 > 個人伝記2.6%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
久野は丹後の国において幽斎公に召し出され、田辺御籠城ごろうじょうの時功ありて、新知しんち百五十石たまわり候者に候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
一日、聖上せいじやう親臨しんりんして負傷者をし、恩言おんげんたまふ、此より兵士負傷者とならんことを願ふ。
歳暮には幕府と阿部家とから金を賜はつた。幕府は躋寿館に書を講ずるがために賞するので、其たまものは毎年銀五枚であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
梶原氏は、自分の新聞記者に對する應對が意外に練れてゐると云つて稱讚し、これを海外留學のたまものとする口吻をもらした。
「脚はさほどでもないが、陽気のせいか、この四、五日は肩がる。——揉んでやろうという気があるなら揉んでもい」
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おうっ、おうっ。誰ぞそこらにおでたお人やある。助けてくだされよの。ここじゃあ、ここじゃがのう。——助けてもようっ」
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
越前守と、官をたまわっていても、多く、旗本などがお役付きになるのですから、殿中における町奉行の位置なんてものは、低いものだった。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
——法界屋の鉢の木では、梅、桜、松も縁日ものですがね、……近常さんは、名も一字、常世つねよが三ヶの庄をたまわったほどの嬉しさで。
姫路城は、猿殿が、故信長公からたもうていたところの、居城であり、家庭であった。
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さえを習ふなと言ふのなら、まだ聞きも知らぬこと教へてたもれ。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
これは官等の高下をも明かにしない予にとつて、白頭はくとうと共に勅任官をたまはるよりははるかに居心の好い位置である。
入社の辞 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
此日法皇老若の僧徒十三人の足を洗ひ、僧徒は法皇の手に接吻して、おの/\「マチオラ」の花束をたまはり退くことなり。
子貢問いて曰く、や如何と。子曰く、汝はうつわなりと。曰く、何の器ぞやと。曰く、瑚璉これんなりと。——公冶長篇——
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
(例えば子貢をと呼び、子路をゆうと呼ぶが如く)しかし本書においては、そうした事すら厳密に守られていない。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
ザエを習ふなと言ふなら、まだ聞きも知らぬこと、教へてタモれ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ザエを習ふなと言ふなら、まだ聞きも知らぬこと、教へてタモれ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
年が年中長屋の羽目板はめの繕いやら馬小屋箱溝はこどぶの数仕事、天道様が知恵というものをおれにはくださらないゆえ仕方がないとあきらめて諦めても、まずい奴らが宮を作り堂を受け負い
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
天道様が智慧といふものをおれにはくださらない故仕方が無いと諦めて諦めても、まづい奴等が宮を作り堂を受負ひ、見るものの眼から見れば建てさせた人が気の毒なほどのものを築造こしらへたを見るたびごとに
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ただ手短かに天のあたえと思った。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
寺寺てらでら女餓鬼めがきまをさく大神おほみわ男餓鬼をがきたばりてまはむ 〔巻十六・三八四〇〕 池田朝臣
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
商変アキカヘシ、しろすとのみのりあらばこそ、我が下ごろも、かへしタバらめ(万葉集巻十六)
神道に現れた民族論理 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
首里天加那志シユリテンガナシ 百歳モヽトまでタポ
沖縄の旅 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
特ニエツタマハセラル
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)