“賜盃”の読み方と例文
読み方割合
しはい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
益村は少女たちより先に、初入国の殿にめみえをし、賜盃しはいの席にも出たからよく知っていた。少女たちが誤認したのは、のちに側用人になった郷田靱負ごうだゆきえなのである。
滝口 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
一刻ばかりでその賜盃しはいが終ると、光辰は泉亭へ移った。
若き日の摂津守 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)