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『滝口』
ふりがな文庫
『
滝口
(
たきぐち
)
』
益村安宅が釣りをしていると、畠中辰樹が来て「釣れたか」と云った。益村は振り向きもしなかったが、声を聞いて畠中だということはわかった。益村は返辞をせず、畠中はその脇に腰をおろした。七月のよく晴れたひるさがりだが、うしろの崖に樹の茂みがあり、二 …
著者
山本周五郎
初出
「小説新潮」新潮社、1963(昭和38)年11月〜1964(昭和39)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間41分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間48分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
伴
(
づ
)
合
(
がっ
)
空
(
あ
)
羞
(
はじ
)
方
(
がた
)
間
(
けん
)
眩
(
まばゆ
)
庵主
(
あんしゅ
)
嫁
(
か
)
上
(
かみ
)
正元
(
まさもと
)
溜
(
た
)
馬喰
(
ばくろ
)
餌
(
え
)
灯
(
あかり
)
放
(
ほう
)
擦
(
こす
)
鉤
(
はり
)
剥
(
む
)
選
(
え
)
捉
(
つか
)
賄賂
(
まいない
)
空
(
から
)
往
(
ゆ
)
角
(
かど
)
篤
(
あつ
)
平
(
たいら
)
蜂
(
ばち
)
蘚苔
(
せんたい
)
妓
(
おんな
)
媚
(
こび
)
嬌
(
なまめ
)
家中
(
かちゅう
)
氾濫
(
はんらん
)
麹
(
こうじ
)
汐干
(
しおひ
)
洲
(
す
)
浮子
(
うき
)
淹
(
い
)
渡部
(
わたべ
)
湛
(
たた
)
溜
(
たま
)
溜息
(
ためいき
)
滝縞
(
たきじま
)
潰
(
つぶ
)
焙
(
あぶ
)
煙
(
けむ
)
燗
(
かん
)
猪
(
いのしし
)
琵琶
(
びわ
)
瓜
(
うり
)
由緒
(
ゆいしょ
)
皺
(
しわ
)
盞
(
さん
)
相伴
(
しょうばん
)
相殺
(
そうさい
)
眉間
(
みけん
)
眩
(
まぶ
)
睨
(
にら
)
瞑想
(
めいそう
)
硬
(
こわ
)
稀
(
まれ
)
穢
(
けが
)
空地
(
あきち
)
筑波
(
つくば
)
箔
(
はく
)
築山
(
つきやま
)
粗忽
(
そこつ
)
糺
(
ただ
)
素姓
(
すじょう
)
素袷
(
すあわせ
)
纒
(
まと
)
罵倒
(
ばとう
)
羽折
(
はおり
)
翁屋
(
おきなや
)
肉躰
(
にくたい
)
肩肱
(
かたひじ
)
肴
(
さかな
)
胡桃
(
くるみ
)
脇差
(
わきざし
)
頷
(
うなず
)
躰温
(
たいおん
)
躰臭
(
たいしゅう
)
転
(
ころ
)
辛辣
(
しんらつ
)
逭
(
のが
)
遙
(
はる
)
遮
(
さえぎ
)
釣竿
(
つりざお
)
銅壺
(
どうこ
)
閃
(
ひらめ
)
雪駄
(
せった
)
革袋
(
かわぶくろ
)
鞘
(
さや
)
頬白
(
ほおじろ
)
頬笑
(
ほほえ
)
魚籠
(
びく
)
鮎
(
あゆ
)
鵜殿
(
うどの
)
髷
(
まげ
)