“淹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
96.9%
1.0%
1.0%
ひた1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
召使に茶をれさせ、ほっとして窓に倚ると、障子に青白く光りがさしている。あけてみると十三夜あたりのきれいな月が出ていた。
いさましい話 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
で、左右を海鼠なまこ壁によって、高く仕切られているこの往来とおりには、真珠色の春の夜の靄と、それをして射している月光とが、しめやかに充ちているばかりであった。
仇討姉妹笠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
煮る団茶、かき回す粉茶、葉茶はぢゃはそれぞれ、とうそうみんの気分を明らかに示している。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)
したがって『隋書』に〈真臘国カンボジアに浮胡魚あり、その形䱉に似る、嘴鸚䳇おうむのごとく八足あり〉、また『類函』四四九に『紀聞集』を引いて天宝四載広州海潮に因って一蜈蚣をひたし殺す