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『いさましい話』
ふりがな文庫
『
いさましい話
(
いさましいはなし
)
』
国許の人間は頑固でねじけている。 ——女たちがわるくのさばる。 ——江戸からゆく者は三年と続かない。 江戸邸ではもうずっと以前からそういう定評があった。また事実がいつもそれを証明してきた。特に若くて重い役に赴任したような者は、例外なしに辛き …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談雑誌増刊号」博文館、1950(昭和25)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間15分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
羞
(
はに
)
室
(
むろ
)
堪
(
こら
)
柄
(
つか
)
淀
(
よどみ
)
納
(
しま
)
噎
(
むせ
)
定
(
きま
)
庇
(
ひさし
)
弄
(
ろう
)
捲
(
まく
)
暢
(
のん
)
暴
(
あら
)
決闘
(
はたしあい
)
溜
(
た
)
点前
(
たてまえ
)
甲
(
かぶと
)
疎
(
まば
)
篤
(
あつ
)
膿
(
う
)
下緒
(
さげお
)
些
(
いささ
)
仔細
(
しさい
)
伊達
(
だて
)
伐
(
き
)
伴
(
つ
)
倚
(
よ
)
傲岸
(
ごうがん
)
冒涜
(
ぼうとく
)
冴
(
さ
)
凄愴
(
せいそう
)
凌
(
しの
)
切尖
(
きっさき
)
刹那
(
せつな
)
劬
(
いたわ
)
半刻
(
はんとき
)
却
(
かえ
)
厭世
(
えんせい
)
可笑
(
おか
)
呉
(
く
)
呟
(
つぶや
)
咎
(
とが
)
唆
(
そそ
)
啜
(
すす
)
喘
(
あえ
)
喝采
(
かっさい
)
嗚咽
(
おえつ
)
嗜
(
たしな
)
嗤
(
わら
)
嘲弄
(
ちょうろう
)
嘲笑
(
ちょうしょう
)
噂
(
うわさ
)
囁
(
ささや
)
囃
(
はや
)
国許
(
くにもと
)
夕餉
(
ゆうげ
)
大股
(
おおまた
)
太息
(
といき
)
太腿
(
ふともも
)
夭折
(
ようせつ
)
娶
(
めと
)
嫉妬
(
しっと
)
宴
(
うたげ
)
家禄
(
かろく
)
寧
(
むし
)
尤
(
もっと
)
屑
(
くず
)
屹
(
きっ
)
崖
(
がけ
)
巽櫓
(
たつみやぐら
)
微
(
かす
)
忽
(
たちま
)
悠
(
ゆっ
)
愚昧
(
ぐまい
)
慇懃
(
いんぎん
)
慥
(
たし
)
憔忰
(
しょうすい
)
憧憬
(
どうけい
)
我儘
(
わがまま
)
截
(
き
)
扶持
(
ふち
)
折檻
(
せっかん
)
抜擢
(
ばってき
)
拍
(
う
)
挫
(
くじ
)
挾
(
はさ
)
捌
(
さば
)
掩
(
おお
)
揃
(
そろ
)
揷
(
さ
)
撫
(
な
)
放蕩
(
ほうとう
)
斃
(
たお
)
昏
(
く
)
昵懇
(
じっこん
)
暢気
(
のんき
)
曲輪
(
くるわ
)
曳
(
ひ
)
曽
(
かつ
)
朴訥
(
ぼくとつ
)