“憔忰”の読み方と例文
読み方割合
しょうすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数日、陽の目を見ず、ここに坐ったきりなので、色はよけいに白く見え、心もち憔忰しょうすいして、日頃の美貌が、よけい凄愴せいそうえて見えた。
夏虫行燈 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
何度も会っているうちに、B教授のどことなくひどく憂鬱ゆううつ憔忰しょうすいした様子がいっそうはっきり目につきだした。
B教授の死 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
帰ることは知っていたとみえて、松尾はそれほど驚かなかったが、玄一郎のほうで、妻があまり憔忰しょうすいしているのにびっくりした。顔色も悪いし頬のあたりがこけて、充血した眼がおちくぼんでいた。
いさましい話 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)