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憔忰
ふりがな文庫
“憔忰”の読み方と例文
読み方
割合
しょうすい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうすい
(逆引き)
数日、陽の目を見ず、ここに坐ったきりなので、色はよけいに白く見え、心もち
憔忰
(
しょうすい
)
して、日頃の美貌が、よけい
凄愴
(
せいそう
)
に
冴
(
さ
)
えて見えた。
夏虫行燈
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
何度も会っているうちに、B教授のどことなくひどく
憂鬱
(
ゆううつ
)
な
憔忰
(
しょうすい
)
した様子がいっそうはっきり目につきだした。
B教授の死
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
帰ることは知っていたとみえて、松尾はそれほど驚かなかったが、玄一郎のほうで、妻があまり
憔忰
(
しょうすい
)
しているのにびっくりした。顔色も悪いし頬のあたりがこけて、充血した眼がおちくぼんでいた。
いさましい話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
憔忰(しょうすい)の例文をもっと
(4作品)
見る
憔
漢検1級
部首:⼼
15画
忰
漢検1級
部首:⼼
7画
“憔”で始まる語句
憔悴
憔
憔々
憔心
憔懆
憔萎
憔衰
“憔忰”のふりがなが多い著者
吉川英治
山本周五郎
寺田寅彦