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凄愴
ふりがな文庫
“凄愴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいそう
92.2%
ものすご
3.9%
せいさう
3.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいそう
(逆引き)
数日、陽の目を見ず、ここに坐ったきりなので、色はよけいに白く見え、心もち
憔忰
(
しょうすい
)
して、日頃の美貌が、よけい
凄愴
(
せいそう
)
に
冴
(
さ
)
えて見えた。
夏虫行燈
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
凄愴(せいそう)の例文をもっと
(47作品)
見る
ものすご
(逆引き)
「何か
見付
(
みつか
)
りましたか。」と、お杉は重ねて問うた。
其
(
その
)
声が四方の低い石壁に響いて、何となく
凄愴
(
ものすご
)
いように聞えた。市郎は黙って立っていた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
凄愴(ものすご)の例文をもっと
(2作品)
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せいさう
(逆引き)
結末、死刑場のあたりは流石に
凄愴
(
せいさう
)
たるものがあつたが、これとても作者の心持見方から来た凄愴ではない。事件から生れ、事件に附帯した凄愴たるに過ぎない。
文壇一夕話
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
凄愴(せいさう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“凄愴”の意味
《名詞》
凄愴(せいそう)
非常に痛ましいこと。
(出典:Wiktionary)
凄
常用漢字
中学
部首:⼎
10画
愴
漢検1級
部首:⼼
13画
“凄”で始まる語句
凄
凄惨
凄味
凄艶
凄気
凄腕
凄然
凄婉
凄絶
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