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凄艶
ふりがな文庫
“凄艶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいえん
97.6%
せんえん
2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいえん
(逆引き)
「あっ——」というと、夜目にもきわだつ
凄艶
(
せいえん
)
な顔がむきだされて、頭巾に飛ばされた
珊瑚
(
さんご
)
の
釵
(
かんざし
)
、お綱に、もうこれまでと思わせた。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
自動車の中には、中腰になって、洋装の
凄艶
(
せいえん
)
なマダムとも令嬢とも判別しがたい美女が乗っていた。しかしなんという
真青
(
まっさお
)
な顔だ。
人造人間事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
凄艶(せいえん)の例文をもっと
(41作品)
見る
せんえん
(逆引き)
緋縮緬
(
ひぢりめん
)
の腰巻一つになって、裸体になった女の立ち姿、それは全身水に光って人魚さながらの美女、蒼白い顔、肩に流るる黒髪、——それは
凄艶
(
せんえん
)
にも、
昇華
(
しょうか
)
し去りそうな美しい姿です。
銭形平次捕物控:321 橋場の人魚
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
凄艶(せんえん)の例文をもっと
(1作品)
見る
凄
常用漢字
中学
部首:⼎
10画
艶
常用漢字
中学
部首:⾊
19画
“凄艶”で始まる語句
凄艶無比
検索の候補
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九鬼周造
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作者不詳
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