“珊瑚”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さんご98.4%
たま0.8%
サンゴ0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“珊瑚”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.5%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行1.9%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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お秀はさう言つてしまつて、疊に手を突きました。血のやうな涙が、ポロポロと落ちて、その桃色珊瑚さんごを並べたやうな指を濡らします。
あわれ、蔦にかずらとどまった、道子と菅子が色ある残懐なごりは、滅びたる世の海の底に、珊瑚さんごの砕けしに異ならず。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
小歌は今日は着更の姿で、上着は青味の勝った鉄色の地に、白い荒いさつま筋の出た御召縮緬、下着は同じく小豆色の御召、帯は紫地の繻珍、牡丹形の蒔絵まきえの櫛に金足の珊瑚たまさしもの、貞之進は我伏糸わがふしいとが見られるようで、羽織の襟をそっとひっぱって居たもおかしかった。
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
水底ミナゾコ水漬ミヅく白玉なる郎女の身は、やがて又、一幹ヒトモトの白い珊瑚サンゴである。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)