“鰮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いわし85.7%
うるめ14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この漁場には抹香鯨と、いわし鯨が一番多い。鰮鯨は五十尺程度のもので、一頭三、四千円の値打ちで大したものではないが、こいつの肉は素敵においしい。自分たちは、その肉を毎日食っている——
海豚と河豚 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
カラガケ いわしを塩に漬けてから上げて汁を切り、さらに塩をまぶして圧搾したもの。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
いわし罐詰かんづめの内部のような感じのする部屋であった。
淫売婦 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
上総かづさは いわし
十五夜お月さん (旧字旧仮名) / 野口雨情(著)
いわし四尾。
呉秀三先生 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
寧ろ貧富と幸福不幸福とを正比例だと思う如き妄見を脱却して、貧乏は貧乏でも幸福は幸福であるという見方にして、灰打ちたたくうるめ一枚を二人で飯の菜にしても、清く面白く暮らした方が端的に美的生活即幸福生活である。
貧富幸不幸 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)