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『貧富幸不幸』
ふりがな文庫
『
貧富幸不幸
(
ひんぷこうふこう
)
』
もしそれ真の意味に於て言を為せば、貧と富とは幸福と不幸福とに対して相即くところは無い。貧でも幸福であり得、また不幸福であり得、富でも不幸福で有り得、また幸福で有り得るからで有る。しかし世上普通の立場に於て言を為せば、貧ということは不幸福を意 …
著者
幸田露伴
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「現代」1923(大正12)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
少
(
す
)
抛
(
う
)
酷
(
よ
)
戦
(
ふる
)
復
(
ふたた
)
陳
(
ふる
)
或
(
あるい
)
顧
(
かえりみ
)
行
(
や
)
即
(
つ
)
却
(
かえっ
)
可
(
べ
)
慥
(
たしか
)
大好
(
だいすき
)
鄙
(
いや
)
甚
(
はなはだ
)
古
(
いにしえ
)
陋悪
(
ろうお
)
鰮
(
うるめ
)
然
(
さ
)
痴愚
(
ちぐ
)
瘋癲
(
ふうてん
)
相肖
(
あいに
)
甚
(
はなは
)
獅子
(
しし
)
真実
(
ほんとう
)
眩暈
(
めまい
)
狂妄
(
きょうもう
)
煽
(
あお
)
笊籮
(
ざる
)
螫
(
さ
)
縊
(
くく
)
肆前
(
みせさき
)
蕗
(
ふき
)
薹
(
とう
)
蛆
(
うじ
)
蝉脱
(
せんだつ
)
於
(
おい
)
角
(
かく
)
足前
(
たしまえ
)
遊外
(
ゆうがい
)
阿難
(
あなん
)
附纏
(
つきまと
)
雖
(
いえど
)
顔回
(
がんかい
)
鰤
(
ぶり
)
鰹
(
かつお
)
原憲
(
げんけん
)
差逼
(
さしせま
)
対
(
むか
)
境界
(
きょうがい
)
噫
(
ああ
)
喩
(
たと
)
哉
(
かな
)
味醂
(
みりん
)
叶
(
かな
)
幼穉
(
ようち
)
其家
(
そこ
)
其儘
(
そのまま
)
兎
(
と
)
儼
(
げん
)
偶々
(
たまたま
)
俚謡
(
りよう
)
何人
(
なんぴと
)
云兼
(
いいかね
)
捐
(
す
)
漸
(
ようや
)
滔々
(
とうとう
)
欣
(
よろこ
)
極々
(
ごくごく
)
有
(
も
)
不確
(
ふたしか
)
擱
(
お
)
掩撃
(
えんげき
)
無
(
な
)
択
(
えら
)
抛
(
ほう
)
或
(
ある
)
憐愍
(
れんびん
)
愈々
(
いよいよ
)
惚
(
ほ
)
忽
(
たちま
)
当
(
あて
)