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顔回
ふりがな文庫
“顔回”の読み方と例文
読み方
割合
がんかい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんかい
(逆引き)
そのうえ皆は私に「
顔回
(
がんかい
)
」という綽名をつけた。書いたものからだろう。顔回は恐れ入るが
肱枕
(
ひじまくら
)
でごろ
寐
(
ね
)
をするところだけは似ている。
結婚
(新字新仮名)
/
中勘助
(著)
「なるほど。
甘羅
(
かんら
)
、
子牙
(
しが
)
、
顔回
(
がんかい
)
など、史上の人物を並べて、生意気なことをいってるらしいな。ひとつ呼び入れて、からかってやろうか」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小町
(
こまち
)
の真筆のあなめあなめの歌、孔子様の
讃
(
さん
)
が
金
(
きん
)
で書いてある
顔回
(
がんかい
)
の
瓢
(
ひさご
)
、
耶蘇
(
やそ
)
の血が染みている十字架の切れ端などというものを買込んで
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
顔回(がんかい)の例文をもっと
(9作品)
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“顔回”の解説
顔 回(がん かい、紀元前521年 - 紀元前490年頃)は、孔子の弟子の一人。尊称は顔子、諱は回、字は子淵(しえん)、ゆえに顔淵(がんえん)ともいう。後世の儒教では四聖の一人「復聖」として崇敬される。魯の出身。
孔門十哲の一人で、随一の秀才。孔子にその将来を嘱望されたが、孔子に先立って早逝した。顔回は名誉栄達を求めず、ひたすら孔子の教えを理解し実践することを求めた。その暮らしぶりは極めて質素であったという。このことから老荘思想と結び付けられることもある。
(出典:Wikipedia)
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
回
常用漢字
小2
部首:⼞
6画
“顔”で始まる語句
顔
顔色
顔容
顔馴染
顔付
顔貌
顔立
顔面
顔触
顔料
“顔回”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
徳富蘇峰
中勘助
幸田露伴
中島敦
和辻哲郎
吉川英治
太宰治