“大好”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいす69.1%
だいすき26.5%
だえすき1.5%
ぢやあす1.5%
でやあす1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おまえさんの大好だいすきなこめも、まめも、きびも、どこの野原のはらにもたくさんあるじゃありませんか。なぜ、それをってべないのです。
汽車の中のくまと鶏 (新字新仮名) / 小川未明(著)
『僕はあゝした男が大好だいすきですよ。僕の知つてる美術家連中も少くないが、吉野みたいな氣持の好い、有望な男は居ませんよ……。』
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
らがなんで三百ちやうぺんひいけたんだから、らがむしやらなこと大好だえすきのがんだから、いや本當ほんたうだよ、んで腹疫病はらやくびやうくつゝいたときだつて到頭たうとうねえつちやつたかんな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
やす (鵜瀞に)なして人のつらば見とつとな、そぎやん眼つきばして……。大好ぢやあすかん、馬鹿んごたる。
牛山ホテル(五場) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
そぎやんこつ云ふた奴のつらば見たか。わしや、辛棒ていふこたあ、大好でやあすかん。そんかわり、人がなんと云ふたてちや、いたこたあ、すツたい。
牛山ホテル(五場) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)