“野原”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
のはら96.6%
のっぱら1.7%
のばら0.9%
のら0.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“野原”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)13.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
光治こうじ学校がっこうからうちかえると、じいさんからもらったふえって野原のはらたり
どこで笛吹く (新字新仮名) / 小川未明(著)
いへうちをばひろ野原のはらかたなきなげきにひとそでをもしぼらせぬ。
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
幅三十町、長さ五十町ほどの荒れ野原のっぱらの一部分だった。
熊の出る開墾地 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
「何とかいったな、あの言種いいぐさは。——宴会前で腹のすいた野原のっぱらでは、見るからにつばを飲まざるを得ない。薄皮で、肉充満いっぱいという白いのが、めかけだろう、妾に違いない。あの、とろりと色気のある工合がよ。お伽堂、お伽堂か、お伽堂。」
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それから一溜ひとたまりもなく裏崩うらくづれして、真昼間まつぴるまやま野原のばらを、一散いつさんに、や、くもかすみ
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
兄は郡役所などへ勤めて、田舎でも野原のらへなど出る必要もない身分であったが、かなりな製糸場などを持って、土地の物持ちの数に入っているある家の嫁に、お今をくれることに、きもってくれる人のあるのを幸い、浅井に一切を依託してあった妹を急に自分の手に取り戻そうとするのであった。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)