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霞
ふりがな文庫
“霞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かすみ
54.7%
かす
43.9%
がすみ
0.9%
か
0.2%
カスミ
0.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かすみ
(逆引き)
かかる折から、柳、桜、
緋桃
(
)
の
小路
(
)
を、
麗
(
)
かな日に
徐
(
)
と通る、と
霞
(
)
を
彩
(
)
る
日光
(
)
の
裡
(
)
に、
何処
(
)
ともなく雛の影、人形の影が
徜徉
(
)
う、……
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
霞(かすみ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
かす
(逆引き)
四つの
櫓
(
)
のそそり立つ方形の城の中は、
森閑
(
)
として物音もない。絵のやうに
霞
(
)
むリスタアの風物のさなか、春の日ざしに眠つてゐる。
ジェイン・グレイ遺文
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
霞(かす)の例文をもっと
(50作品+)
見る
がすみ
(逆引き)
ひる
霞
(
)
のあなたには、先祖以来の——そして孤独の姉がいる邸が望まれるし、すぐ
麓
(
)
の樹の中には七宝寺の屋根がしずかに沈んで見える——
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
霞(がすみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
か
(逆引き)
「帰るなら帰ってもいいわ。
雲
(
)
だの
霞
(
)
だのってなんです。」
五通
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
霞(か)の例文をもっと
(1作品)
見る
カスミ
(逆引き)
霞
(
)
の「か」も、
赤
(
)
の「か」もこの万葉仮名の中どれを使ってもよい。すなわち、これらの文字は皆互いに通用するものだと考えていたのであります。
古代国語の音韻に就いて
(新字新仮名)
/
橋本進吉
(著)
霞(カスミ)の例文をもっと
(1作品)
見る
霞
漢検準1級
部首:⾬
17画
“霞”と季節(春)が同じ季語
食物|
若鮎
三葉
貽貝
山葵漬
杉菜
行事|
卒業式
植物|
土筆
躑躅
桜
山楂子
木蓮
時候|
早春
睦月
長閑
弥生
清明
天文|
朧
春塵
淡雪
朧月
春雨
地理|
薄氷
春泥
雪間
堅雪
春潮
動物|
山繭
百千鳥
古巣
雉
仔馬
人事|
蜆汁
春愁
田楽
進級
鶯餅
“霞”と分類(天文)が同じ季語
春|
春雨
春陰
東風
淡雪
春風
夏|
夕立
西日
南風
喜雨
旱
秋|
待宵
颱風
菊日和
初嵐
秋旱
冬|
冬霧
厳冬
氷
樹氷
霜柱
新春|
初凪
初日
初東風
気象に関する漢字
麦秋
驟雨
颱風
颪
靄
霾
霽
霹靂
露
霰
霧
霤
霜
霙
霖雨
霖
霓
霎
霄
雹
...
“霞”を含む語句
遠霞
雲霞
朝霞
春霞
夕霞
薄霞
紅霞
霞飛路
霞壯夫
一霞
夜霞
昼霞
夏霞
煙霞
晩霞
霞町
霞ヶ浦
八重霞
寒霞渓
九霞山樵
...
“霞”のふりがなが多い著者
紫式部
泉鏡太郎
吉川英治
国木田独歩
谷崎潤一郎
泉鏡花
夏目漱石
島崎藤村
中里介山
正岡子規