“霞”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かすみ55.3%
かす43.2%
がすみ1.1%
0.3%
カスミ0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“霞”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語7.5%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行3.3%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
とこなたは敷居越しきいごしに腰をかけて、此処ここからも空に連なる、海の色より、よりこまやかかすみを吸った。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
西洋の絵の面影おもかげかすみを透してたまを眺めるような心持で堪能たんのうして見ないということはありません。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
あおかすんだ春の空と緑のしたたるような東山とを背負って名桜は小高いところに静かに落ちついて壮麗な姿を見せている。
祇園の枝垂桜 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
来たほうを見ると山々が遠くかすんでいて、三千里外の旅を歌って、かいしずくに泣いた詩の境地にいる気もした。
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)
しらべ繁くなりまさるにつれて、あさがすみの如きいろ、姫が瞼際けんさいあらわつ。
文づかひ (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ひるがすみのあなたには、先祖以来の——そして孤独の姉がいる邸が望まれるし、すぐふもとの樹の中には七宝寺の屋根がしずかに沈んで見える——
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「帰るなら帰ってもいいわ。うんだのだのってなんです。」
五通 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
さま、私はこれから帰りますよ。」
五通 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
カスミの「か」も、アカの「か」もこの万葉仮名の中どれを使ってもよい。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)