“残雪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ハタレ33.3%
ざんせつ33.3%
ハダレ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宵早く 道の残雪ハタレの凍て来るに、堪へがたく立ちて 兵をはげます
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
満洲里マンチユリイ風車ふうしや片破かたやれ吹きるる残雪ざんせつの丘にかんぞきびしき
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
小正月を控へた残雪ハダレの山の急斜面、青い麦の葉生ハヾえをそよがしてゐた微風、目ざす夜祭りの村への距離を遠く感じさせる笛の響き、其後幾度とも知れぬほど