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如月
ふりがな文庫
“如月”の読み方と例文
読み方
割合
きさらぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きさらぎ
(逆引き)
肖
(
に
)
たとは
迂哉
(
おろか
)
。今年
如月
(
きさらぎ
)
、紅梅に
太陽
(
ひ
)
の白き朝、同じ町内、
御殿町
(
ごてんまち
)
あたりのある家の門を、
内端
(
うちわ
)
な、しめやかな
葬式
(
とむらい
)
になって出た。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
如月
(
きさらぎ
)
初めの風は、ひょうひょうと葦の穂に鳴り、夕方、こぼれるほど落ちた
霰
(
あられ
)
が、野路にも、部落の屋根にも、月夜のような白さをきらめかせている。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
松本は
信濃
(
しなの
)
のくにでも低い土地であるが、北がわにのしかかる信濃丘陵から雪をまじえて吹きおろす風のために、霜月から
如月
(
きさらぎ
)
まで寒さはかくべつきびしかった。
日本婦道記:藪の蔭
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
如月(きさらぎ)の例文をもっと
(23作品)
見る
如
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
月
常用漢字
小1
部首:⽉
4画
“如月”と季節(春)が同じ季語
食物|
韮
蛤
桜餅
山葵
白子干
行事|
卒業式
植物|
雪柳
山楂子
山吹
令法
柳
時候|
芽時
余寒
春社
彼岸
日永
天文|
蜃気楼
霾
淡雪
陽炎
朧
地理|
春潮
残雪
堅雪
薄氷
春田
動物|
雲雀
巣立
虻
山繭
蜷
人事|
春眠
落第
菜飯
嫁菜飯
梅見
“如月”と分類(時候)が同じ季語
春|
春昼
仲春
彼岸
初春
春暁
夏|
梅雨明
夏至
極暑
小満
立夏
秋|
立秋
初秋
新涼
朝寒
寒露
冬|
大寒
除夜
節分
小春
霜月
新春|
元旦
今年
正月
新年
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青黛山如月寺縁起
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石川欣一
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上田敏
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樋口一葉
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