“如月寺”の読み方と例文
読み方割合
にょげつじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つまりこの如月寺にょげつじの縁起ものがたりの前に起った出来事で、今からおよそ一千百年前の大昔から初まった呉一郎の心理遺伝のソモソモが書いてあるんだが
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それから間もなく福岡へ出て来たのですから、絵巻物はやっぱりあの、如月寺にょげつじ弥勒みろく様の胎内に在る筈です。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
向うに屋根だけ見えております……あの如月寺にょげつじというお寺様の、御本尊の腹の中に納っておりましたものだそうで、それを見ますと、呉家の血統の男に生れたものならば
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)