“弥勒”の読み方と例文
旧字:彌勒
読み方割合
みろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに引きかえて、弥勒みろくの人々にはだいぶ懇意になった。このころでは、どこのいえに行っても、先生先生と立てられぬところはない。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
「一軒には親分を入れて、一軒にはあっしが入って、あとの一軒には叔母さんを入れる。家賃なんか弥勒みろくの世までも呉れとは言わねえ」
その弥勒みろくの菩薩に参詣して、それからその横にある水牛面忿怒妙王すいぎゅうめんふんぬみょうおうの大堂と釈迦牟尼仏しゃかむにぶつの大堂にも参詣してある僧舎について宿りました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)