“弥勒仏”の読み方と例文
読み方割合
みろくぶつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むいて突っ立っているところなんざ、牛込浄源寺じょうげんじ弥勒仏みろくぶつそっくり。……これが、江戸一の開化人だとは、とても、信じられぬくらいだ
顎十郎捕物帳:14 蕃拉布 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
山口雪渓の筆、これからが三宝院の本堂、正面が弥勒仏みろくぶつ、右が弘法大師、左が理源大師の御木像でございます、これが枕流亭……
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
山の麓にチャム・チェン・ゴンパ(大弥勒寺だいみろくじ)という寺があって、その寺は名のごとく三丈五尺余の弥勒仏みろくぶつの像がございます。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)