“みろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
弥勒81.3%
彌勒15.6%
慈氏3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「一軒には親分を入れて、一軒にはあっしが入って、あとの一軒には叔母さんを入れる。家賃なんか弥勒みろくの世までも呉れとは言わねえ」
其方儀そのはうぎ石川安五郎小松屋遊女いうぢよ白妙しろたへ同道にて立退たちのき候節私しの趣意しゆいを以て追掛おひかけ彌勒みろく町番人重五郎と申者さゝへ候を切害せつがいに及び候段不埓ふらち至極しごくに付死罪申付る
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かゝる文壇の慈氏みろく、詞場のメシヤスは果していつか出現すべき。獨逸にレツシングといふものありき。彼は筆戰の間に名を成して、かばねを馬革につゝまむの志をむなしうせざりき。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)