“如月半”の読み方と例文
読み方割合
きさらぎなか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有王ありおうが、故主の俊寛を尋ねて、都からはるばると九ごくに下り、そこの便船を求めて、硫黄商人の船に乗り、鬼界ヶ島へ来たのは、文治ぶんじ二年の如月半きさらぎなかばのことだった。
俊寛 (新字新仮名) / 菊池寛(著)