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有王
ふりがな文庫
“有王”の読み方と例文
読み方
割合
ありおう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ありおう
(逆引き)
いや決してそんなことはあるまい。わしの
安否
(
あんぴ
)
も
定
(
き
)
まらぬうちに、自害する勇気はとてもあるまい。それに
有王
(
ありおう
)
がついている。あの忠実な勇敢な
下僕
(
しもべ
)
が。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
有王
(
ありおう
)
が、故主の俊寛を尋ねて、都からはるばると九
国
(
ごく
)
に下り、そこの便船を求めて、硫黄商人の船に乗り、鬼界ヶ島へ来たのは、
文治
(
ぶんじ
)
二年の
如月半
(
きさらぎなか
)
ばのことだった。
俊寛
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
「しかし会えぬものならば、——泣くな。
有王
(
ありおう
)
。いや、泣きたければ泣いても
好
(
よ
)
い。しかしこの
娑婆
(
しゃば
)
世界には、一々泣いては泣き尽せぬほど、悲しい事が沢山あるぞ。」
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
有王(ありおう)の例文をもっと
(3作品)
見る
“有王”の解説
有王(ありおう、生没年不詳)は、平安時代後期の人物。
(出典:Wikipedia)
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
王
常用漢字
小1
部首:⽟
4画
“有”で始まる語句
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有之
有頂天
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“有王”のふりがなが多い著者
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菊池寛
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