“有明”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ありあけ85.1%
ありあ10.4%
うみょう3.0%
ゆうめい1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
引入れて雨戸を締めると、中は真っ暗、手と手を握った二人は、遠い廊下の有明(ありあけ)を目当てに、逢曳(あいびき)らしい心持で、奥へ辿(たど)りました。
薄暗くともった有明(ありあ)けの下に倉地は何事も知らぬげに快く眠っていた。葉子はそっとその枕(まくら)もとに座を占めた。そして倉地の寝顔を見守った。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
そしてじっと木蔭の中に沈みこんでいる武蔵の眸には、無明(むみょう)の道と、有明(うみょう)の道とが、みだれた頭の裡(うち)にも、微(かす)かにわかっていた。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
富貴(ふっき)楼お倉、有明(ゆうめい)楼おきく、金瓶(きんぺい)楼今紫(いまむらさき)は明治の初期の美女代表で、あわせて情史を綴(つづ)っている。
明治大正美人追憶 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)