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ありあけ
ふりがな文庫
“ありあけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
有明
81.4%
残燈
7.1%
有明行燈
5.7%
殘燈
2.9%
在明
1.4%
有明燈
1.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有明
(逆引き)
更にその
末
(
すえ
)
が裾野となって、
緩
(
ゆる
)
やかな傾斜で海岸に延びており、そこに
千々岩
(
ちぢわ
)
灘とは反対の側の
有明
(
ありあけ
)
海が
紺碧
(
こんぺき
)
の色をたたえて展開する。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
ありあけ(有明)の例文をもっと
(50作品+)
見る
残燈
(逆引き)
残燈
(
ありあけ
)
暗く
床柱
(
とこばしら
)
の黒うつややかにひかるあたり薄き紫の
色
(
いろ
)
籠
(
こ
)
めて、
香
(
こう
)
の
薫
(
かおり
)
残りたり。枕をはづして顔をあげつ。
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ありあけ(残燈)の例文をもっと
(5作品)
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有明行燈
(逆引き)
そのちょっと前のことであるが、或る夜ふっと眼がさめると、いつも点いている
有明行燈
(
ありあけ
)
が消えていた。
寒橋
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ありあけ(有明行燈)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
殘燈
(逆引き)
一語にても意味の
有
(
あ
)
りける詞の與之助には利き刄にてゑぐらるゝやうに胸のくるしく、寢られぬ夜半の
殘燈
(
ありあけ
)
のかげ薄れゆくまゝに、やがては鳥もなくらん、かねも驚かすべし、いざと敷居をまたぐ時
花ごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ありあけ(殘燈)の例文をもっと
(2作品)
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在明
(逆引き)
……
弥生
(
やよひ
)
も末の
七日
(
なぬか
)
明ほのゝ空
朧々
(
ろうろう
)
として月は
在明
(
ありあけ
)
にて光を
秋日記
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
ありあけ(在明)の例文をもっと
(1作品)
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有明燈
(逆引き)
有明燈
(
ありあけ
)
の油は絶えなんとしているし、一升徳利は横に寝ているし、人も非ず、
炉
(
ろ
)
に火の気もあらず、自分は、着た儘で、うたた寝をしていたらしい。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ありあけ(有明燈)の例文をもっと
(1作品)
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