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残燈
ふりがな文庫
“残燈”のいろいろな読み方と例文
新字:
残灯
読み方
割合
ありあけ
71.4%
ざんとう
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ありあけ
(逆引き)
残燈
(
ありあけ
)
暗く床柱の黒うつややかにひかるあたり薄き紫の色
籠
(
こ
)
めて、
香
(
こう
)
の
薫
(
かおり
)
残りたり。枕をはずして顔をあげつ。
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
残燈
(
ありあけ
)
暗く
床柱
(
とこばしら
)
の黒うつややかにひかるあたり薄き紫の
色
(
いろ
)
籠
(
こ
)
めて、
香
(
こう
)
の
薫
(
かおり
)
残りたり。枕をはづして顔をあげつ。
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
残燈(ありあけ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ざんとう
(逆引き)
夜雨
(
やう
)
秋
(
あき
)
寒
(
さむ
)
うして
眠
(
ねむり
)
就
(
な
)
らず
残燈
(
ざんとう
)
明滅
(
めいめつ
)
独
(
ひと
)
り思うの時には、或は
死霊
(
しりょう
)
生霊
(
いきりょう
)
無数の
暗鬼
(
あんき
)
を出現して眼中に分明なることもあるべし。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
「……ここぞ、
内侍所
(
ないしどころ
)
らしい」と、さし覗けば、神器もすでに持ち出されてあり、ほの暗い細殿に、ただ
残燈
(
ざんとう
)
の影がかそけく、またたいているだけだった。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
残燈(ざんとう)の例文をもっと
(2作品)
見る
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
燈
部首:⽕
16画
“残”で始まる語句
残
残酷
残念
残骸
残余
残虐
残忍
残滓
残喘
残惜
検索の候補
残置燈
“残燈”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
泉鏡花
吉川英治