“独”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
ひと81.2%
ひとり17.0%
どく0.8%
ただ0.3%
ヒト0.3%
ドイツ0.2%
0.2%
ヒトリ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その金魚だちもなく、や、兄弟というものもなく、まったくのりぼっちで、さびしそうに水盤ぎまわっていました。
水盤の王さま (新字新仮名) / 小川未明(著)
苦笑する。のうちに、何故か、バスケツトをけて、して、らしてたくてならない。さきがむづい。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それは見る見る売り切れとなって、全国の少年はこの日記を読まないことを恥とした。日記は、の各国語にされた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
従て私は和名も科名も共にこれをカナで書く事を決行実践したのであったが、その時科の字のみはらくらにこれを存置した。
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
『古事記』に曰く、天地初発之時、高天原に成りませる神の名は、天之御中主神、次に高御産巣日神、次に神産巣日神。此三柱の神は、皆成りまして、御身を隠し給いきと。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
の郊外の地はの野に連なり、平坦にして遠望するも果てはない。ひろびろとした畑は家屋をかこみ、碁盤をみるような思いがした。(国郊行))
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
信ジテ以テ悉ク己ノ心ニ得タリト為シダ一ニ書ヲ是レ信ジテ之ヲ心ニ考ヘザレバ則点一ニ帰スルナク貿貿乎トシテ霧中ニ在リ遂ニ植学ヲ修ムル所以ノ旨ニ反シテ其書ノ駆役スル所トナリ其身ヲ終テ後世ニ益スルナシ是レ書ヲ以テ我ノ家屋ト為スノ弊タルノミ如此クナラザル者ハ之ヲ心ニ考ヘ心ニ徴シテ書ニ参シ必シモ書ノ所説ヲ