“独酌”のいろいろな読み方と例文
旧字:獨酌
読み方割合
どくしゃく83.3%
どくしやく8.3%
ひとり8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうやって、たった一人、しょうことなしの独酌どくしゃくに、何のうめえ味がある——これが、美女たぼのお酌と来てごろうじろ。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
おう私はまだ生きてゐた……と、ひとりでひやうたくれながらこの大晦日の夜を、ぐびり/\と独酌どくしやくでのみ明かしたが、実をいふと悔恨の生涯に慟哭どうこくしたい気持をまぎらすためであつた……。
老残 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)
大「いや独酌ひとりで飲んでもうまくないから、貴様と打解けて話をしようと思って」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)