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慟哭
ふりがな文庫
“慟哭”の読み方と例文
読み方
割合
どうこく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうこく
(逆引き)
なにものももうわたしで終り、なにものももうわたしから始らないのかとおもうと、わたしのなかにすべての
慟哭
(
どうこく
)
がむらがってくる。
鎮魂歌
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
私は大声を放って
慟哭
(
どうこく
)
した。私が泣いたのは長男が死んだ時と、昔愛人が死んだ時と、その次がこの猫が死んだ時と、三回だけである。
猫料理
(新字新仮名)
/
村松梢風
(著)
が、その中でもたつた一人、座敷の隅に
蹲
(
うづくま
)
つて、ぴつたり畳にひれ伏した儘、
慟哭
(
どうこく
)
の声を洩してゐたのは、
正秀
(
せいしう
)
ではないかと思はれる。
枯野抄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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見る
慟
漢検1級
部首:⼼
14画
哭
漢検1級
部首:⼝
10画
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