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『枯野抄』
ふりがな文庫
『
枯野抄
(
かれのしょう
)
』
丈艸、去来を召し、昨夜目のあはざるまま、ふと案じ入りて、呑舟に書かせたり、おのおの咏じたまへ 旅に病むで夢は枯野をかけめぐる ——花屋日記—— 元禄七年十月十二日の午後である。一しきり赤々と朝焼けた空は、又昨日のやうに時雨れるかと、大阪商人 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新小説」1918(大正7)年10月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
故
(
ことさら
)
頭
(
かうべ
)
傷
(
いたま
)
先
(
まづ
)
寂然
(
じやくねん
)
恐
(
おそら
)
笑
(
ゑみ
)
厳
(
おごそか
)
徒
(
いたづら
)
歔欷
(
きよき
)
中
(
あ
)
命終
(
めいしゆう
)
外
(
そ
)
威嚇
(
ゐかく
)
幸
(
さいはひ
)
恍惚
(
くわうこつ
)
終焉
(
しゆうえん
)
蹲
(
うづくま
)
露
(
あらは
)
埋火
(
うづみび
)
弛緩
(
しくわん
)
悲愴
(
ひさう
)
敢
(
あへ
)
朗
(
ほがらか
)
桎梏
(
しつこく
)
殆
(
ほとんど
)
沾
(
うるほ
)
申
(
さる
)
痘痕
(
いも
)
茫々
(
ばうばう
)
逞
(
たくまし
)
頤
(
おとがひ
)
一痕
(
いつこん
)
乙州
(
おつしう
)
今生
(
こんじやう
)
会釈
(
ゑしやく
)
伴
(
とも
)
僧形
(
そうぎやう
)
剛愎
(
がうふく
)
勢
(
いきほひ
)
去来
(
きよらい
)
名聞
(
みやうもん
)
呑舟
(
どんしう
)
咄嗟
(
とつさ
)
哄笑
(
こうせう
)
嗚咽
(
をえつ
)
園女
(
そのじよ
)
堰
(
せ
)
尤
(
もつと
)
延
(
ひ
)
徐
(
おもむろ
)
徘徊
(
はいくわい
)
慌
(
あわただ
)
掣肘
(
せいちう
)
時雨
(
しぐ
)
暗
(
やみ
)
梢
(
こずゑ
)
正秀
(
せいしう
)
毫
(
がう
)
漸
(
やうや
)
病躯
(
びやうく
)
発句
(
ほつく
)
白眼
(
はくがん
)
称名
(
しようみやう
)
穏
(
おだやか
)
葱
(
ねぶか
)
蝋
(
らふ
)
行燈
(
あんどう
)
行脚
(
あんぎや
)
雖
(
いへど
)
頻
(
しきり
)
顴骨
(
くわんこつ
)
鷹揚
(
おうやう
)
䠖跙
(
しそ
)
一度
(
ひとたび
)
一期
(
いちご
)
万方
(
ばんぱう
)
丈艸
(
ぢやうさう
)
之道
(
しだう
)
何時
(
いつ
)
倫
(
りん
)
儘
(
まま
)
光沢
(
つや
)
冴
(
さ
)
凄絶
(
せいぜつ
)
凍
(
い
)
凛々
(
りり
)
凩
(
こがらし
)
刹那
(
せつな
)
咽
(
むせ
)
唇頭
(
しんとう
)
商人
(
あきんど
)
啜
(
すす
)
喉
(
のど
)
嘲
(
あざけ
)
因縁
(
いんねん
)
垂死
(
すゐし
)
埃
(
ほこり
)
夜伽
(
よとぎ
)
始
(
はじめ
)