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鷹揚
ふりがな文庫
“鷹揚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おうよう
87.7%
おうやう
11.2%
おおよう
0.4%
おほよう
0.4%
オーヨー
0.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おうよう
(逆引き)
「アイ、目出度いのい」——それが元日村の衆への
挨拶
(
あいさつ
)
で、お倉は胸を突出しながら、その時の父や夫の
鷹揚
(
おうよう
)
な態度を
真似
(
まね
)
て見せた。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
鷹揚(おうよう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
おうやう
(逆引き)
扨
(
さ
)
て、
芬
(
ぷん
)
と
薫
(
かを
)
りの
高
(
たか
)
い
抽斗
(
ひきだし
)
から、
高尾
(
たかを
)
、
薄雲
(
うすぐも
)
と
云
(
い
)
ふ
一粒選
(
ひとつぶえり
)
の
處
(
ところ
)
を
出
(
だ
)
して、ずらりと
並
(
なら
)
べて
見
(
み
)
せると、
件
(
くだん
)
の
少年
(
せうねん
)
鷹揚
(
おうやう
)
に
視
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
たが
人参
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鷹揚(おうやう)の例文をもっと
(30作品)
見る
おおよう
(逆引き)
と見るや、すばやく
履物
(
はきもの
)
をそろえて、女はすこしも取り乱さずに、するりと駕籠を抜け出ると、べつに
跫
(
あし
)
音を盗むでもなく、
鷹揚
(
おおよう
)
に眼の前の一軒の店へはいって行った。
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
鷹揚(おおよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
おほよう
(逆引き)
然し
兄
(
あに
)
の子丈あつて、一図なうちに、
何処
(
どこ
)
か
逼
(
せま
)
らない
鷹揚
(
おほよう
)
な気象がある。誠太郎の相手をしてゐると、向ふの
魂
(
たましひ
)
が遠慮なく
此方
(
こつち
)
へ
流
(
なが
)
れ
込
(
こ
)
んで
来
(
く
)
るから愉快である。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
鷹揚(おほよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
オーヨー
(逆引き)
敏感だけれども
鷹揚
(
オーヨー
)
なような気なのですもの。
獄中への手紙:10 一九四三年(昭和十八年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
鷹揚(オーヨー)の例文をもっと
(1作品)
見る
鷹
漢検準1級
部首:⿃
24画
揚
常用漢字
中学
部首:⼿
12画
“鷹揚”で始まる語句
鷹揚自若
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中里介山
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谷崎潤一郎
泉鏡太郎
久生十蘭
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