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『人参』
ふりがな文庫
『
人参
(
にんじん
)
』
京師の張廣號は、人參の大問屋で、聞えた老鋪。銀座で一番、と云ふづツしりしたものである。 一日の事で、十八九の一人の少年、馬に打乘り、荷鞍に着けた皮袋に、銀貨をざく/\と鳴して來て、店頭へ翻然と降り、さて人參を買はうと云ふ。 馬に銀袋を積んで …
著者
泉鏡太郎
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
汝
(
おめえ
)
達
(
ち
)
斷
(
たつ
)
下
(
おり
)
仰
(
おほ
)
一人
(
ちよつと
)
言語
(
ものいひ
)
大
(
おほい
)
恥
(
はづか
)
難
(
むづ
)
上
(
うへ
)
如何
(
いかに
)
下
(
さが
)
記
(
か
)
商業
(
しやうげふ
)
異
(
おつ
)
動
(
どう
)
樓
(
にかい
)
上
(
あ
)
交
(
かは
)
衆
(
しう
)
甜瓜
(
まくは
)
包
(
つゝみ
)
寂
(
しん
)
響
(
ひゞき
)
強
(
た
)
通
(
とほ
)
襪
(
したぐつ
)
仕合
(
しあは
)
急
(
きふ
)
薫
(
かを
)
承
(
うけたまは
)
候
(
さふらふ
)
値
(
あたひ
)
新
(
あた
)
宜
(
い
)
一個
(
いつこ
)
寂然
(
しん
)
尊
(
たふと
)
少年
(
せうねん
)
降
(
お
)
間違
(
まちがひ
)
妙
(
めう
)
尚
(
なほ
)
上
(
あが
)
下
(
お
)
居
(
ゐ
)
銀
(
かね
)
後
(
うしろ
)
主人
(
しゆじん
)
這
(
こ
)
心覺
(
こゝろおぼえ
)
踞
(
しやが
)
買
(
かひ
)
思遣
(
おもひや
)
大
(
だい
)
變
(
か
)
今度
(
このたび
)
急
(
いそ
)
以
(
も
)
仰向
(
あふむ
)
惜
(
をし
)
慌
(
あわたゞ
)
懸
(
かゝ
)
何
(
なに
)
使
(
つかひ
)
指
(
ゆび
)
來
(
こ
)
築地
(
つきぢ
)
價値
(
あたひ
)
旅店
(
りよてん
)
畏
(
かしこま
)
日中
(
につちう
)
甚
(
ひど
)
珍
(
めづら
)
初
(
はじ
)
秋冷
(
あきひやゝ
)
容易
(
ようい
)
尚
(
な
)
居
(
を
)
帽子
(
ばうし
)
廊下
(
らうか
)
引捻
(
ひんねぢ
)
引返
(
ひきかへ
)
怒
(
いか
)
悠然
(
いうぜん
)
戸外
(
おもて
)
扨
(
さ
)
投
(
な
)
捻
(
ね
)
揖
(
いふ
)
新
(
あたら
)
早速
(
さつそく
)
曰
(
いは
)
曲
(
まが
)
果
(
はた
)
止
(
よ
)
遠
(
とほ
)
選
(
え
)
都合
(
つがふ
)