“早速”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さっそく70.1%
さつそく21.2%
さそく5.6%
すぐ0.9%
さツそく0.4%
しらから0.4%
じらから0.4%
すみやか0.4%
サソク0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『いやどうも失礼いたしました。早速で恐縮の至りなんですが、御主人が行方不明になられた晩の模様をお聞かせ下さいませんか?』
カンカン虫殺人事件 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
夏目先生はペン皿の代りに煎茶茶箕を使つてゐられた。僕は早速その智慧を学んで、僕の家に伝はつた紫檀の茶箕をペン皿にした。
身のまはり (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
人の哀れを面白げなる高笑に、是れはとばかり、早速のいらへもせず、ツとが部屋に走り歸りて、終日もすがら泣き明かしぬ。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
忠太はアタフタと出て行つた、が、早速と復引き返して來た。後には一人物が隨つて居る。多分既に草鞋をいて、玄關に上つて居つたのであらう。
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
手早草鞋いたから、早速古下駄頂戴して、から一寸ると、それ白痴殿ぢや。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
何だ此畜生何故此家に居る? ウン此狐奴、何だ? 寝ろ? カラ小癪な! 黙れ、この野郎。黙れ黙れ、黙らねえか? 此畜生奴、乞食癩病、天理坊主! 早速と出て行け、此畜生奴!
赤痢 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
何だ此畜生奴何故此家に居る? ウン此狐奴、何だ? 寢ろ? カラ小癪な!默れ、この野郎、默れ默れ、默らねえか? 此畜生奴、乞食癩病、天理坊主! 早速と出て行け、此畜生奴!
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
以て越前守方へ此度將軍の上意に越前守には未だ病氣全快致さぬか八山に居る天一坊は如何せしやとの御事なれば明朝早速登城致し御返答申上らるゝか今宵の内に御役御免
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此又と言ふ物が、横臼を曳き出したり、綱を敷いたり、さては粟殻を撒いて早速の神座を作つたのと同様に、古代人の簡易生活を最鮮明に表示して居るので
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)