“夏目”の読み方と例文
読み方割合
なつめ100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別に大して不思議にも思われないようでしたが、恰度そばに居合わせた私の同僚なかま夏目なつめってのが、どんな女だって
あやつり裁判 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
あの長い刀をかけた、——いや、かういふ昔の景色は先師夏目なつめ先生の「彼岸過迄ひがんすぎまで」に書いてある以上、今更僕の悪文などは待たずともいのに違ひない。
野人生計事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
九月廿二日夏目なつめ五郎右衞門
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
われは又子規居士しきこじ短尺たんじやくの如き、夏目なつめ先生の書の如き、近人の作品も蔵せざるにあらず。
わが家の古玩 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
が、なんでも書けと云はれるなら、子規に関する夏目なつめ先生や大塚おほつか先生の談片を紹介しませう。
正岡子規 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
夏目なつめ先生はペン皿の代りに煎茶せんちや茶箕ちやみを使つてゐられた。
身のまはり (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
夏目なつめ先生の家が売られると云ふ。ああ云ふ大きな家は保存するのに困る。
拊掌談 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
僕にも時々夏目なつめ先生の書を鑑定かんていしてくれろと言ふ人がある。
続澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
夏目なつめ先生の死なれたのはこの十二月の九日ここのかだつた。
身のまはり (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)