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辷
ふりがな文庫
“辷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すべ
97.6%
す
2.2%
スリップ
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すべ
(逆引き)
併し今日は雨で道が
辷
(
すべ
)
って中々困難である。十五人は道ばたの丈長い萩叢や、菅原にその頭までが埋もれて体一面びしょ濡れである。
女子霧ヶ峰登山記
(新字新仮名)
/
島木赤彦
(著)
辷(すべ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
す
(逆引き)
老医師の口から、ちょうど滑らかな物の上を水の玉が徐々に
辷
(
す
)
べり落ちでもするかのようにいかにも
流暢
(
りゅうちょう
)
に流れ出るのであった。
田舎医師の子
(新字新仮名)
/
相馬泰三
(著)
辷(す)の例文をもっと
(11作品)
見る
スリップ
(逆引き)
新聞記者にはペンの
辷
(
スリップ
)
というものがある。時間と競争でやる仕事だから、
推敲
(
すいこう
)
の
遑
(
いとま
)
がない。時折飛んでもないヨタを書いてしまう。無意識不明を欠くなぞと念を入れるのも決して頭が悪いのではない。
負けない男
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
辷(スリップ)の例文をもっと
(1作品)
見る
辷
漢検1級
部首:⾡
5画
“辷”を含む語句
上辷
地辷
踏辷
一辷
寐辷
辷石
鞘辷
辷込
辷落
辷台
辷出
血辷
繩辷
氷辷
敷辷
大辷
口辷
“辷”のふりがなが多い著者
泉鏡花
吉川英治
泉鏡太郎
夢野久作
横光利一
室生犀星
江戸川乱歩
国枝史郎
山本周五郎
北原白秋