“推敲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいこう91.4%
すゐかう8.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
作者自身が一八四五年出版の彼の『物語集』にのちの刊行の準備として自筆で推敲(すいこう)の筆を加えたときに、書き直したものであろう。
黄金虫 (新字新仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
それでもどうしても思わしくない場合にはこれは断念放棄して、さらに第二の予選候補者を取り上げて同様な推敲(すいこう)に取りかかるのである。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
などと、いや何(ど)うも氣恥(きはづ)かしいが、其處(そこ)で倒(たふ)れまいと、一生懸命(いつしやうけんめい)に推敲(すゐかう)した。このために、炎天(えんてん)に一滴(いつてき)の汗(あせ)も出(で)なかつたのは、敢(あへ)て歌(うた)の雨乞(あまごひ)の奇特(きどく)ではない。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
新体詩人の推敲(すゐかう)百端、未だ世間に知られずして、堕落書生の舌に任じて発する者即ち早く都門を風靡(ふうび)す、然る所以の者は何ぞや、亦唯耳を尚(たふと)ぶと目を尚ぶとに因る耳(のみ)。
詩人論 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)