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推敲
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すゐかう
ふりがな文庫
“
推敲
(
すゐかう
)” の例文
などと、いや
何
(
ど
)
うも
氣恥
(
きはづ
)
かしいが、
其處
(
そこ
)
で
倒
(
たふ
)
れまいと、
一生懸命
(
いつしやうけんめい
)
に
推敲
(
すゐかう
)
した。このために、
炎天
(
えんてん
)
に
一滴
(
いつてき
)
の
汗
(
あせ
)
も
出
(
で
)
なかつたのは、
敢
(
あへ
)
て
歌
(
うた
)
の
雨乞
(
あまごひ
)
の
奇特
(
きどく
)
ではない。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
新体詩人の
推敲
(
すゐかう
)
百端、未だ世間に知られずして、堕落書生の舌に任じて発する者即ち早く都門を
風靡
(
ふうび
)
す、然る所以の者は何ぞや、亦唯耳を
尚
(
たふと
)
ぶと目を尚ぶとに因る
耳
(
のみ
)
。
詩人論
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
その
刹那
(
せつな
)
から
可成
(
かな
)
りな心身の疲れにも
拘
(
かゝは
)
らず、こまかく
推敲
(
すゐかう
)
しつつ全部を書き直し、更にそれを三度書き直して、最後の
筆
(
ふで
)
を置いたのが忘れもしない十月十七日の夜の十二時近くなのであつた。
処女作の思い出
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
“推敲”の解説
推敲(すいこう)とは、文章を何度も練り直すこと。
(出典:Wikipedia)
推
常用漢字
小6
部首:⼿
11画
敲
漢検1級
部首:⽁
14画
“推”で始まる語句
推
推察
推量
推薦
推参
推測
推移
推古
推進機
推返