“推薦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すいせん86.4%
すゐせん9.1%
すすめ4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……その……何んとかいったなあもう一人の養子は……何んとかいった、それにわしが推薦すいせんしたのがもとになったんだ。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
だい二には、えら婦人ふじん傳記でんきである。從來じうらい婦人ふじん讀物よみものといへば、ジヤン・ダークでんとか、ナイチンゲールでんとか、さういふものを推薦すゐせんするひとすくなくない。
読書の態度 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
「ほ。そんなお人の推薦すすめもあり、しかもまた、ご辺ほどな履歴と腕のある人物を、なぜ王倫おうりんは、とりでの主座にすえないのでしょう」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)