“偉”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
えら55.6%
おお9.9%
えれ7.4%
4.9%
4.9%
おほい4.3%
おおい3.7%
おほ3.1%
すぐ3.1%
えろ0.6%
(他:4)2.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“偉”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸8.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
この講堂にかくまでつめかけられた人数の景況からすと堺と云う所はけっしてけちな所ではない、えらい所に違いない。
中味と形式 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「あのおじいさんは、しろいひげをはやしていたが、きっとえら人間にんげんなのだろう。」と、こうはいいました。
幸福に暮らした二人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
その恋愛は先づ第一に自己の存在と他の人々の存在が真におおきく計りがたいものであるといふ感じを呼び醒ますものである。
恋愛と道徳 (新字旧仮名) / エレン・ケイ(著)
「聡明なお方に似あわず、猜疑さいぎはおふかいと聞いています。おおきな人物にも、小さい愚は誰も持っているものだ」
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いや/\、左様さうい、何でもえれかたに成らしやつたと云ふ沙汰さたで御座りまする」と
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「勘さんか、」とに組は肩で呼吸いきをして、「や、えれえことになった。大鍋だいなべのお美野さんがお前——。」
露西亜ろしあの作家が平凡生活を書き、暗黒描写をして、尚お以上の愉悦の感興を与うるのをとするものである。
若き姿の文芸 (新字新仮名) / 小川未明(著)
彼はこの雲の峰だか、又巨大な女性だか、殆んど見分けの付かない、な塊を脳中に髣髴ほうふつして、ひそかにうれしがっていた。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
もしも私が日蓮ほどのぶつであったなら、きっと私は草木を本尊とする宗教を樹立して見せることが出来ると思っている。
まことにこの森林の子、ゲルマン族のらさは、けて敗けず、むしろ焦土から倍旧の美しい、化学や芸術の花を咲かせて、敵国に復讐し、己れ甦生する所にある。
独逸の範とすべき点 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
水深すゐしん一千二百しやく青龍せいりうおほいなるくらくちむ。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
時々とき/″\うでのやうな眞黒まつくろけむりが、おほいなるこぶしをかためて、ちひしぐごとくむく/\つ。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
紀元千八百九十五年—月—日の凱旋祭がいせんまつりは、小生が覚えたる観世物みせものうちに最もおおいなるものに候ひき。
凱旋祭 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
あわれ水よ、おおいなる宇宙を三分して、その一を有するなんじ、瀬となり、滝となり、ふちとなり、のあたり我が怪しき恋となりぬ。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
けれどそれは所詮、菊池さんの持ち味といふべきもので、取つて範とするにはおほきすぎるし、矛盾だらけでひとには眞似られるものではなかつた。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)
しづけくておほき機構の刷り出づる百円紙幣さつうつしけなくに
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
なるほど、このすぐれた生理学者は、黒船の心臓を生かすことは出来ないのだ。僕は、
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)
そしておかしなことにはかの女自身まで——かの女には二十四五歳位からの男女を見ると、むしろ自分より実世界に於ける意志も生活能力もすぐれた人のように往々見える。
母子叙情 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「庄さんも、えろうならしゃれたのう」
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曽根は、今日は一日社も休み、「自分の生命」のために、そんな小さなことに煩わされずに、もっとおおきいことについて静かに瞑想めいそうしようと思うた。
六月 (新字新仮名) / 相馬泰三(著)
図体づうたいやまあつして野原のはらにもはゞつたいほど、おぼろなかかげおほきい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
てもま、學問がくもんきついものぢゃな! 殿とのさん、貴方こなたさしますことをひいさまにまうしましょ。
ロミオ てもきつ射手いてぢゃの! そしてそのおんなれがにも美人びじん
それに比べると、種牛は体格も大きく、骨組もたくましく、黒毛艶々として美しい雑種。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)