“尾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
42.4%
20.6%
8.9%
ぴき7.7%
5.0%
ひき4.5%
4.5%
しっぽ1.7%
しり1.0%
つき0.2%
つけ0.2%
びき0.2%
つい0.2%
おしり0.2%
おっぽ0.2%
さき0.2%
しつぽ0.2%
すえ0.2%
0.2%
をはり0.2%
コン0.2%
シタ0.2%
0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
音も月もてついた深夜の、湯島切通しの坂を掛声もなく上って行く四手駕籠一梃、見えがくれに後を慕って黒い影がけていた。
びっくりしたので、ちゃんは、きやんで、けて、赤犬ると、やさしそうなつきをして、っていました。
小さな年ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
やゝめなをぴよんとねた——こいつつてやあがる。前後左右、たゞはしまいかと、内々びく/\ものでを。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「なア兄弟がた。またしても、気がかりを言いだすようだが、十の金鯉を揃えるぐらいなことが、どうしてそんなにむずかしいのか」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「敵の宋江が、姿を見せないのも、弓の花栄が尻ッを巻いて逃げたのも、そいつは無理もありません。自然だろうと思いますな」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
眩しがる二のキヤリコの金魚は、多少怪訝の動作を鰭の角々のそよぎに示しながら、急に代つた水の爽快さを楽しむらしかつた。
花は勁し (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
だが、どうしたのかいっこうにつれない、一時間ばかりたっても、一の小魚さえかからない。ドノバンは断念してさおをあげた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「でもね姉さん。晩はコワくてこまるの。誰も起きていないのに本堂でが鳴るんだもの。お父さんにきくと、鼠がふざけてで鐸を叩くんだって——。」
幼年時代 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
「おおあがんなせえね」おつぎは勘次いて聲高にいつた。おつたはぎりつとつた手拭いてばた/\といた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
聞て友次郎は小首け小とは少く心當りありと追々
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
遺恨に存じ私し方へは不通に仕つり其上惣内夫婦を付狙ひ候事と相見え金谷村へ惣内夫婦罷越候歸りをより來り夜にれて兩人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「こう、漁師たち。でも鯉でもいいや、見事なを、二、三ってよこしねえ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と聞彦三郎は大いにに神佛の引合に依て斯る噂を聞者なるべしと思ひと木蔭より立出此人々る者ならば明白に分るべしと後よりしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
中央から取って矮鶏の様なに致してだという、團十郎刈いとか五分刈が宜しいと、な様だが團十郎が致したから團十郎刈と云うと、大層名がいが
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「長いですね。とても可愛い猫ね。黒猫ですね、名前は。」「名前はないんだ。」
老人と鳩 (新字新仮名) / 小山清(著)
には緑色の獅子頭みて、象牙の如く瑩潤に白きを携へたるが、そのをもて低き梢の花を打落し打落し
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
冒險者」と、もない一げるいた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
さればこそ北条の、足利のにおいては、「天皇御謀反」の新熟語も出でりたるなれ。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
彼等けるとつて獲物が一でもればそれを青竹んで威勢よくいでる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
大抵新聞紙を読むには、読んでよりに至るものでは無い。一二面を読んで三面を読まぬ人がある。三面を読んで一二面を読まぬ人がある。新作小説を読むものは講談を読まない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
るうちに肩を組んで寄って来た売子の魚屋が十一円二十銭で落いたとします。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
其が、王朝文学の跡をうて来た連歌師・俳諧師等の慣用語にまで、這入つて行つた。季題の「祭り」を夏と部類する事は、後世地方の習慣から見れば、気分的に承けにくい。
村々の祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ある時、後をけて行くと、海の波が二つに開けた。通ひ女はどん/\、其中へ這入つて見えなくなつた。女は其を悟つたかして、其後ふつつり出て来なくなつたと言ふ。
河童の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
その音が上の語の語尾音と合して一音となることがある(荒磯—ありそ、—をのへ、—わぎへ、漕ぎで—こぎで)。
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)