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鐸
ふりがな文庫
“鐸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すず
42.9%
たく
17.9%
ベル
14.3%
すゞ
7.1%
りん
3.6%
おほすゞ
3.6%
かね
3.6%
ぬて
3.6%
ぬりて
3.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すず
(逆引き)
馬車や自働車の
燈
(
ひ
)
のくるめき、電車の
鐸
(
すず
)
——銀座の二丁目から三丁目にかけて
例
(
いつ
)
も見馴れた浅はかな喧騒の市街が今はぼかされ掻き消されて
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
鐸(すず)の例文をもっと
(12作品)
見る
たく
(逆引き)
この時までに五六人の同僚が次第に出て来て、いつか机が皆
塞
(
ふさ
)
がっていた。八時の
鐸
(
たく
)
が鳴って暫くすると、課長が出た。
あそび
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
鐸(たく)の例文をもっと
(5作品)
見る
ベル
(逆引き)
鐸
(
ベル
)
がある。水を入れた瓶がある。そこらも国のと違っていない。おれは右党の席を一しょう懸命注意して見た。
襟
(新字新仮名)
/
オシップ・ディモフ
(著)
鐸(ベル)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
すゞ
(逆引き)
そして今
萌
(
きざ
)
した神を
涜
(
けが
)
す思想が消えて、心が又落ち着いて来るまで祈祷を続けた。さて
鐸
(
すゞ
)
を鳴らして僧を呼んで、それに商人と娘とを来させるやうに言付けた。
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
鐸(すゞ)の例文をもっと
(2作品)
見る
りん
(逆引き)
鼠
(
ねずみ
)
のぐたりとした
帽子
(
ばうし
)
を
被
(
かぶ
)
つて、
片手
(
かたて
)
に
其
(
そ
)
の
杖
(
つゑ
)
、
右
(
みぎ
)
の
手首
(
てくび
)
に、
赤玉
(
あかだま
)
の
一連
(
いちれん
)
の
數珠
(
じゆず
)
を
輪
(
わ
)
にかけたのに、
一
(
ひと
)
つの
鐸
(
りん
)
を
持添
(
もちそ
)
へて、チリリリチリリリと、
大
(
おほき
)
な
手
(
て
)
を
振
(
ふ
)
つて
鳴
(
な
)
らし
松の葉
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鐸(りん)の例文をもっと
(1作品)
見る
おほすゞ
(逆引き)
我は再び演説を始めしに、書記の服着たる男一僕を隨へたるが我前に來て、
僕
(
しもべ
)
に
鐸
(
おほすゞ
)
を
鳴
(
なら
)
さする其響耳を裂くばかりなれば、われ我詞を
解
(
げ
)
し得ずして止みぬ。この時號砲鳴りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
鐸(おほすゞ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かね
(逆引き)
なにか
鐸
(
かね
)
を鳴らしていると、そこへ丁度お父っさんが外から帰って来て、その六部と顔見あわせて何だか大変にびっくりしたような風だったそうで、それから二人が小さい声でしばらく立ち話をして
半七捕物帳:19 お照の父
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
鐸(かね)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬて
(逆引き)
百傳ふ
八
鐸
(
ぬて
)
搖
(
ゆら
)
くも。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
鐸(ぬて)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぬりて
(逆引き)
かれ大殿の戸に
鐸
(
ぬりて
)
六
を掛けて、その老媼を召したまふ時は、かならずその
鐸
(
ぬりて
)
を引き鳴らしたまひき。ここに御歌よみしたまへる、その歌
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
鐸(ぬりて)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鐸(
銅鐸
)”の解説
銅鐸(どうたく)は、弥生時代に製造された釣鐘型の青銅器である。紀元前2世紀から2世紀の約400年間にわたって製作、使用された。
(出典:Wikipedia)
鐸
漢検準1級
部首:⾦
21画
“鐸”を含む語句
風鐸
鐸鈴
木鐸
銅鐸
勒鐸理加
宝鐸
寶鐸
諒周鐸
鈴鐸
鐘鐸
鐸磬
馬鐸
“鐸”のふりがなが多い著者
レオ・トルストイ
尾崎紅葉
ライネル・マリア・リルケ
北原白秋
泉鏡太郎
泉鏡花
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
中里介山
森鴎外
室生犀星